2023.06.18 健康・ケア / その他 / 西宮阪急店 / うめだ阪急店 /
愛犬のオーラルケア毎日それなりに行ってはいるものの、自信のない飼い主さんも多いと思います。また歯垢は歯磨きすれば取り除けるものの、歯石は歯磨きだけでは取り除けないことから、歯石を気にされる方も多いのではないでしょうか?
実は「歯石」そのものよりも本当に怖いのは「歯周病」です。犬は3歳の時点で約70%が歯周病になっているというデータがあります。これほど多い割合にも関わらず、歯周病に気づかれていない飼い主さんがとても多いそうです。
口の中には「口内フローラ」と呼ばれる細菌の集団が存在し、健康に影響を与えています。口内細菌には善玉菌と悪玉菌があり、共存してバランスをとっています。大切なのはこの善玉菌と悪玉菌の「ちょうどいいバランス」をキープすることで、悪玉菌が優勢になると「歯周病」を発症した状態になり、お口が臭くなったり、歯根をダメにして歯がぐらぐらになって抜けたりと大変なことになります。実際は歯石が見た目ではものすごく歯石がついていても、口腔内のバランスは整っていて歯周病ではない子もいれば、定期的な歯石除去をしており一見とてもきれいな歯に見えても、かなり進んだ歯周病という子もいます。もちろん、歯石は口腔内の雑菌とミネラルと食べかすからできているので、歯石があると歯周病のリスクが上がるのは確かなのですが、無理に強引なケアをして出血をしてしまうと、血液は歯周病菌のエサになり、逆に歯周病がひどくなるケースもあります。そんなことを聞くと不安になってしまう飼い主さんもいますが、大切なのは、『今日からでもできることをできるだけ負担なく、無理なく、根気よく続けてあげること』です。
★歯ブラシ MIGAKENDE(ミガケンデ)…ヘッドが小さく、天然毛(ヤギ毛)なので食べてしまっても安全。そして通常のナイロン歯ブラシの5〜10倍の毛量があるので、優しく磨いてもしっかりと汚れをからめとってくれます。柔らかいヤギ毛は、歯磨きが初めての愛犬も嫌がりにくい歯ブラシです。
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