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【フードコラムVol.3】 『食べること』とはなにか?

2020.03.10 HELLO! STUDIES その他 / 健康・ケア / うめだ阪急店 / 西宮阪急店

「春はカツオ、夏はウナギ、秋はサンマで冬は鍋」

私たちは体調を調整する栄養素を含む食べ物を、無意識のうちに選んで、食事管理を気付かないうちに行っています。しかし、食べるものを人に管理されている愛犬は、その選択を委ねているのは飼い主さんでしかありません。飼い主さんは「健康で長生きをして欲しい」と願い、さらにドッグフードメーカーも多種多様な商品が出回っています。ところがその選択や与え方が間違っているために、トラブルが改善せずに、ますます悪化したりすることが数多く見受けられます。

なぜそのようなことが起きるのでしょう?

答えは正しい選択をするのに必要な「知識」がないか「間違った知識」で食事を与えているからです。

そもそも「食べること」とはなにか?

「食べること」とは『必要なものを取り入れて、不必要なものを排泄する』という生きることの基本的な営みです。「食べること」は毎日行われ、一生続きます。飼い主さんは愛犬に何をどのくらい、どのようにして与えるか?が愛犬の一生を左右するといっても過言ではありません。生命の基本的な営みに必要なものは?『栄養素とエネルギー』で、不必要なものは「代謝産物(老廃物)と有害物質」です。栄養素は食事から取り込まれ「消化・吸収」されて代謝の過程でエネルギー源や身体の構成成分、調整成分として利用されます。それと同時にその過程で生じた代謝産物(老廃物)や有害物質を尿や便で排泄することで、体内の恒常性(一定の状態)を保ちます。これが『健康』と言います。

食べものに幾ら気を使っても...

有害なものが口から入る今日の環境において、そのことに意識を使ってストレスが溜まったり、また、質を重視することばかり気を使って、オーガニックやヒューマングレードの原料のみのフードしか与えない愛犬が、重度の疾病を患ったりすることがあります。愛犬に必要な栄養素は、糖質(穀物など)、タンパク質(肉や魚)、脂質(油など)ミネラル、ビタミンの5つです。糖質、タンパク質、脂質―この3つは摂取量が多く、3大栄養素と呼ばれ、ミネラル、ビタミンは身体の調整のための栄養素になります。しかし、なにか大切な事を忘れていませんか?そうです 愛犬にとっていちばん大切な事は水分補給と排泄です。

 

2020年3月10日発行 CUUN 3月号の掲載

阪急ハロードッグ フードコンシェルジュ

ペット栄養管理士  坂田 正次